コラム1
【3階建て住宅の耐震実験】
ごく最近のことです。 | ※画像をクリックすると動画をご覧になれます |
なぜなら、長期優良住宅仕様(耐震等級2)の方が横倒しになったのに、倒れると予想されていた耐震等級2に満たない接合部の性能不十分の方が揺れに耐えて倒れなかったからです。
この実験結果に業界には大きな衝撃が走りました。
その後専門家の間では
耐震、耐震と固めすぎるのがいけないのでは
などと様々な意見が交わされました。
この実験とそれが専門家に与えた影響は、制震という構造を是と考える家づくりをすすめている私たちティーアンドダブリューにとってとても大きな意味があるものとなりました。
それは、このときに金物を沢山使いガチガチに固める工法を是と考えすすめてきた日本の家づくりに疑問符がついたからです。
今までの家づくりの常識から考えると恐ろしい実験結果です。
同時に新築をご検討中の皆様にも厄介な実験結果となりました。
何を信じて我が家をつくればいいのか、私たちティーアンドダブリューが数年前より主張して参りました、
「揺れても揺れない家づくり(ガチガチ固める)から揺れても壊れない家づくり」
という考え方が立証された実験結果となりました。
私たちティーアンドダブリューは、豊富な経験から制震装置効果のほどは早くから理解し、導入してきました。
そのため現在では、弊社のつくる家は制震住宅となっています。
新築を検討中だが地震が心配で心配でとお悩みの方、ぜひ学習をなさって正しいご判断をされてください。
地震対策のどれが正しいかは実際のところ大地震に見舞われてみなければわからないことではあります。
ですから今は実験結果を信じる、という選択肢があります。
実験での制震装置効果は高いことは間違いありません。